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御巣鷹の尾根








御巣鷹山に行ってきました。

初夏の頃にBBQしたメンツで
どこかハイキングに行こうという話になったんですが、
ツイッターとかでやりとりしている内に
なんとなく行き先が御巣鷹山に。

ハイキング、という視点で見ると
片道三十分くらいなので、
僕のような普段まったく運動をしない
だらけた人でもなんとかなるらしい。

実際にはずっとのぼりの階段なので、
三十分でもかなりきつかったわけですが。


慰霊の場所なので、
興味本位で行っていいのかどうなのか、
微妙なところではあるんですが……。



個人的にはあの事故とは無縁で、
強いてあげれば学生時代に読んだ
「墜落の夏―日航123便事故全記録」吉岡忍
という本くらいしかつながりはありません。


ただ、この本を書いた吉岡さんには
二十年前、数年間に渡って
いろいろお世話になりました。


以前、エイズ患者のパトリックさんの訃報について
このブログで触れた時に、
エイズで亡くなったHさんのことをちょっと書きました。

僕は当時、Hさんの世話係みたいなことをしていたんだけれど、
そのHさんの活動をサポートする団体が
「エイズを考える会」というものだった。
僕はHさんに付き合ってその会に参加することに。

その会を発足させたのが
ノンフィクションライターの吉岡さんだった。

その会を発足する前から何度もお会いしていて、
発足した後はちょくちょく会うことになったわけで、
なのに吉岡さんの本をまるきり読んでない、
という状態は申し訳なくて、
読んだのが「墜落の夏」。

講談社ノンフィクション賞をとった本で、
有名らしいです。
あの事故で生き残った客室乗務員の女性との
インタビューものっていたはず。
(読んだのは二十年以上前であまり覚えていない……)


ちなみに「エイズを考える会」の発起人の一人に
弁護士の先生がいらっしゃるんですが、
その方はアメリカでの資格ももってらっしゃって、
この事故に関してボーイング社を訴えて
勝ったらしいです。
(ネットで調べてもここらへんの情報は見当たらない。なんで?)


当時から、すごい人たちなんだなあ、
とは思っていたものの、
事故に関して興味があったわけでもなく、
とくに話を聞いたりはなかったですけどね。



その程度のつながりしかなかったわけですが、
いざ、事故現場だという
御巣鷹の尾根(なんだかいろいろ言い方があるみたい)
に作られた登山道をのぼりはじめたら、
あちこちに墓標がたてられていて
(遺体が発見された場所にそれぞれあるらしい)
どんどん気持ちが重たくなってきた。

事故で亡くなった方々とはまるで関係ないんだけれど、
吉岡さんや弁護士の先生のこともあって、
僕のまわりで死んでいった人たちのことも
思い出したり。

何度も泣きそうになって
つらくなったせいか、
頭がぼんやりしてしまい、
駐車場まで降りてきた時、
みな神妙な面持ちでいたのに、
台湾旅行のお土産のパイナップルケーキを
同行した方々に配って食べるという、
ちぐはぐな行動をとってしまった。

さらに、かわるがわる記念写真を撮ったのに、
僕だけカメラマン役をやらずに
流してしまったり。

ただでさえ空気読めない性格なのに、
ああいう雰囲気になるともうメチャクチャ。
ご同行の方々、申し訳なかったです。






御巣鷹山慰霊碑(昇魂之碑)のすぐそばに
慰霊の鈴という短冊がいくつもぶら下げられていて
その短冊にご遺族のメッセージが書かれていました。

どうも、今年の分だけがつるされているらしく、
それだけでもたくさんある。
あの事故以来、毎年毎年慰霊登山をされている方々が
まだたくさんいらっしゃるようです。


僕は、身の回りの人々がどこで死んで、
どこに埋葬されているかということに
あまりこだわりがなくて、
Hさんのお墓参りも一度もしたことがない。
これにはいろいろ事情もあるんだけれど、
事故と病気じゃまるで話は違うにしても、
一度くらいお墓参りしたいかな、と思うようになりました。





話は前後しますが、
御巣鷹の尾根に行くまでの道は、
おそらく慰霊登山のためだけに作られたような道で
ちゃんと整備はされているんだけれど、
異様な印象を持ちました。

途中にいくつもトンネルがあるんですが、
山の中をぐるぐると曲がりなからのぼっていく、
びっくりさせられるものばかり。
トンネルって、まっすぐなものが多いですよね。
曲がっていても、先が見通せる程度のものが多い気がします。

でも、あの道にあるトンネルは
かなりの角度で曲がっているものばかりで、
まるで先が見通せない。
一見、行き止まりのように見えるところもあって、
運転していてこわかったです。

もちろんトンネルに意味なんかないとはわかっていても、
これから行く場所がどんなところなのか
予告しているようにも感じられて、
息が詰まりました。







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小玉オサム

Author:小玉オサム
ゲイ雑誌各誌に小説を送りつけ続けて、22年。
白髪の目立つ43歳。鼻毛にも白いものを発見! 鼻くその話じゃないよ。

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