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『敬老マンション』『真夜中の足音』配信開始。それとヘルニア地獄の続き



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(2013/08/13)
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敬老マンション敬老マンション
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アマゾンKindleストアにて配信開始です。


『真夜中の足音』

 あれはいつも真夜中のことだった。十代の終わり、家を出る少し前だ。いびきをかいて眠っていても、あの足音を聞くとはっきり目が覚めてしまった。暗い部屋の中に廊下の常夜灯の明かりが差し込んできて、私は布団の隙間から顔を出し、目をしばたかせるのだった。するとのっそりと、巨大な影が部屋に入ってくる。
「声を出すなよ」
 息を殺した低い声だった。影は畳をミシミシといわせて私の布団をめくり、隣に潜り込んできた。酒臭い息の匂いがした。ごつい手が体を撫でた。
「いやだ」
 私はかすれ声で言った。ごつい、煙草臭い手が私の口を押さえた。
「静かにしろ。声が出るなら、これで栓をしてやる」

 ………………………………………………………………………………

 四十五になった主人公の私は二十数年ぶりに実家に戻ることになった。父と、年子の兄の二人で暮らしている家だ。
 この数十年の間、見続けている奇妙な夢があるのだが、夢の内容は覚えていない。ただ同じ夢を見たという感覚だけが目覚めた時にある。それが淫夢であることはわかっていたが、実家に戻り、父、そして兄と暮らすようになってはじめて、夢の内容とその意味を知ることになる。
 私は真夜中の足音をおそれていたのか、それとも待ちわびていたのか……。

 初出『豊満』。官能サスペンス中年小説。




『敬老マンション』

 主人公は退職間近の警備員。勤め先は老人専用のマンションで、警報システムや娯楽室など施設が充実している。居住者の老人たちは囲碁や麻雀、テニスにゴルフとマンション内のクラブ活動で忙しく、みな若々しい。
 主人公は年下の男にしか興味がなかったが、マンションの居住者であるじいさんたちにカマをかけられ関係を持ってしまう。一癖も二癖もあるじいさんたちだが、それぞれに人生の海を渡ってここまでたどり着いた。
 一人、主人公にいつもつらくあたる強面の居住者がいるのだが、他のじいさんと関係を持っているところを覗かれて……。

 初出『豊満』の短編。続編もあります。



『真夜中の足音』の方は、
以前、とある携帯サイトで販売されていたのと同じものです。

タイトル似てますが『真夜中の守衛室 のんけ親父の尻の穴』とはもちろん別物です。



(先週の続き)

大晦日の夜は一人きりで痛みにたえ、なんとか元旦を迎えました。
友だちとは前夜会ったばかりなので、
誰かと会う予定もないし、
家族はみな出かけているので親戚もこない。

苦しみながらお正月番組を見ている内に、
痛みがどんどん増していく。
こたつに足を入れてあたためたり、
お風呂に長く入っていると
その間は多少、痛みが軽減していたんですが、
夜になってますます痛くなって、
またお風呂に入ったんですが、
今度は熱い湯(45度)につかっていても痛みが引かない……。

寒い冬の夜なのに、汗だくでお湯につかり、
のぼせてきても、
今度は痛みで湯船からあがれない。
重力で痛い。

しかしのぼせて死にそうなので
悲鳴をあげながら湯からあがったんだけれど、
あまりの痛みに、洗い場で四つん這いのまま動けない。

はじめは汗だくだったけれど、
どんどん冷えてきて、
今度は寒さでブルブル震えだし、
濡れた体でタイル張りの浴室では凍死するかも、
(ふるい木造なので風呂場も廊下も外とかわらない温度)
と、また悲鳴をあげながら廊下に脱出。

体を拭くこともまともにできず、
濡れたままなんとか上を着て、
しかし下は布がこすれるだけで激痛なので、
パンツだけはいて、
数メートルの廊下を三十分かけて這って
凍えながらこたつに戻りました。

こたつに足を入れた格好で寝そべって
夜通し激痛にもだえ、
一睡もできず朝を迎えた頃になって、ようやく、

もしかして救急車を呼ぶべきなのかも……?

と思い当たりました。

その日の昼過ぎには、
たしか中国に旅行に行っていた両親が戻ってくることに
なっていたんですが、
もう無理だと思い、119番。

電話を切った後になって
玄関に鍵がかかっていることを思い出し、
鍵を壊されたら困ると思って、
痛みに悲鳴をあげながら
這って玄関を開けに行って、
また悲鳴をあげながらこたつに戻ったところで
救急隊が到着しました。


(またもや長くなったので、続く)




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小玉オサム

Author:小玉オサム
ゲイ雑誌各誌に小説を送りつけ続けて、22年。
白髪の目立つ43歳。鼻毛にも白いものを発見! 鼻くその話じゃないよ。

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