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読書体験



こないだのバンコクて食べたものシリーズ。アヒルのレッドカレー。




胡椒入りのアイス




カニづくし。大好きな脱皮カニのフライとカニチャーハン。




かわいい水。




レバノン料理、だったかな。中東に行きたい。




違う国のチェーンだったはずだけど、タイの甘味と言ったらここというイメージ。




日本人大好きのマンゴータンゴでマンゴーサルサ。




食べ物つながりでおまけ。
今回はシンガポールエアだったので、チャンギ空港のラウンジにておやつ。







ここのところ愚痴の連投をしてしまったので、
今回は趣向をかえて本の紹介などしてみたいと思います。


と言っても、僕は普段、まったく読書をしません。
漫画も読まないし、雑誌も読まない。
新聞も見ないし、テレビのニュースも週に一度か二度しか見ない。
最近は映画も観ない、テレビドラマは元々見ない。

海外の連続ドラマはたまにハマるとまとめて見たりするけれど、
それももう半年くらいしてないような。

小説を書くのだから小説を読んでいるはず、
と思われる方もいるかと思いますが、
この際、暴露すると、
同業者さんのゲイ小説さえもまず読まない。

もちろん、ちょっと拾い読みとか、
昔はズリネタとして読んだり、というのはあったんですが、
最近ではそれもほとんどなくなってしまった……。
(すいません……)

大学は文学部だったんですけど、
在学中もほんとちょっとしか読まない学生でした。
もともと読書というものが好きじゃなかったんですね、きっと。
ちょっとしか読まないのに、仏文科のくせに
フランス人の書いたものの比率も少なかったような気がする。

もちろん、ゲイつながりということで、
ジャン・ジュネとかエルベ・ギベールとか
読んでましたけど、
もうほとんど覚えていない。
ジュネは面白かったけど読みづらかった。
ギベールは微妙でしたね……。
他にもいろいろゲイのフランス文学ってあったと思うんですけど、
思い出せない。
読んだ端から忘れちゃうので。

卒業してからは
本を読むとしたら旅行の時くらいになったんですが、
やはり日常生活と離れた場所で読むと、
少しは印象が強くなるみたいです。

というわけで、
この十年くらいで読んだものの中で
印象深かったものをご紹介。



『停電の夜に』ラヒリ著

なんかすごく売れた本みたいです。
ブックオフにもたいてい置いてある。
短編集なんですけど、タイトルになっている
『停電の夜に』が一番好きでした。
たしか中年の夫婦しか出てこない
つらくてさびしい話。

何かの工事で、
毎晩決まった時間に二人の住む住宅街が
停電になるんですが、
暗くなっている間、夫婦が代わりばんこに話をする。
夫婦の間にできた溝があらわになって、
別れ話になっていく。
たしか亭主の側から描かれているんですが、
奥さんが別れ話を持ち出してきて、だけど
どうしてそうなるのか亭主にはわからない。
奥さんが昔、流産したというエピソードが語られて、
その裏側にあった悲しい秘話を亭主が語って……、

そんな話だったかと。
最後の、亭主しか知らないエピソードというのが
決め手の話なんですけど、忘れてしまった……。
そこがよかったのに。


『朗読者』シュリンク

これも世界的にすごく売れた本みたいです。
映画にもなった気がする。見てないけど。
少年が主人公で、謎めいた中年女性と
恋に落ちるんだけれど、ある日、
女性は姿を消してしまう。
何年もたって、
その女性がナチの協力者として逮捕されたことを
大人になった主人公が知る。
主人公は女性を救える立場にあるんだけれど……

あんまり書くと完全にネタバレになるので
ここらへんにしときます。
つらくてさびしい話。
読んだ時、すごく心に迫ったはずなのに、
読んだ翌日には、ラストがどうだったか忘れてしまった。
読み返すのも面倒だし。
同じ本を読み返すということはしたことないなあ……。


『いよよ華やぐ』瀬戸内寂聴

この十年、もっとも僕のハマっている作家
それが瀬戸内寂聴((晴美)。
まったく読んだことがない人でも、
テレビや雑誌でその姿を見聞きしたことはあるはず。
すっかりおばあさんになってしまった尼さん作家。
去年だかに、病院か銀行の待合室とかで
めくった雑誌に
AKBと寂聴さんが対談している記事がのっていて
すごくウケた。
当然ながら、AKBメンバーは
瀬戸内寂聴という人がどんな経験をして、
どんな小説を書いてきたか知らず、
見た目がおばあさんの尼さんだから、
すごく道徳的な話をすると思い込んでいたみたい。

瀬戸内寂聴といったら不倫小説なわけですが、
その中でも傑作のひとつかと。
20冊くらいは読んでるはずですが、
これはずっと記憶に残っている。
なにしろ主人公がすごいおばあさんで、
主なサブキャラもみんなおばあさん、
もしくはおばあさんに近いおばさん。
そのおばあさんたちがみんなまだちゃんと
「女」しているのがすごい。

過去の回想が多くて、そこでは
主人公は若い女なんですけど、
現在に戻っているシーンでも、
奔放で恋に生きた過去を生々しく
引きずっている。

こんな紹介の仕方で読みたくなる人もいないかな……。
でもほんとすばらしい小説。
さびしくて、業を描いた作品だけど、
最後まで読むと、ちょっとつらくなくなる。


『プラナリア』山本文緒

たしかこれで直木賞をとったはず。
短編集。
彼女の小説はたぶん十冊くらい読んだはずだけど、
タイトルになっている『プラナリア』は
彼女のエッセンスというものをすべて凝縮している気がする。
それでいて、無駄のない、切れ味鋭い作品。
『恋愛中毒』という長編が一番のベストセラー
なのかもしれなくて、それもすごく面白いんだけど、
一番はじめにこれを読んだせいもあって、
印象が強烈。

はっきり言って嫌な話。
たいていの人は読後感が悪いと感じると思う。
というか、彼女の作品は好かれるか毛嫌いされるかの
どちらかなのかなー、と思うけど、どうだろう。
僕も作品によっては「気持ち悪い」と感じて
読むのやめたりしたし。

主人公の女性は乳がんを患った経験があり、
フリーターかなんかで、
彼氏はいるんだけど、
彼氏と友達と楽しく酔っている最中に、
「私、癌なんだよね」という話をしてしまう。
まわりは当然、引いてしまって、
彼氏も嫌がっている。
過去につらい思いをした人にとって、
それはいつまでたっても「終わったこと」にはならない
そんな話ですかね。
なにかしら解決策であるとか、
救いとかないのが彼女の作品のすばらしいところ。
昇華しない。
リアル。


なんかすっかり長くなってしまいました。
まだあると思うけれど、これでやめます。


そして自分の宣伝。

発売中のジーメン一月号に僕の小説がのってます。
『法衣の下の肉』
前にちょっとさわりとして紹介したやつです。

発売したばかりのSM-Z冬の号にものってます
『青年飼い』
これ、さわりとしても紹介してなかったですね、たぶん。
近い内にあらためて宣伝させてもらいます。


過去の作品は
「どこでも読書」という電子書籍サイトでどうぞ。
携帯もスマホも対応しているはずです。

AmazonKindleストアでも自分で配信しています。
このブログの右側にリンクを貼りつけてみました。


よかったらどうぞ。










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小玉オサム

Author:小玉オサム
ゲイ雑誌各誌に小説を送りつけ続けて、22年。
白髪の目立つ43歳。鼻毛にも白いものを発見! 鼻くその話じゃないよ。

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